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禁煙しよう。

喫煙は今や、人生のあらゆるステージで、不利に働く

喫煙は健康に悪いということを理解しよう。


 禁煙したいけれど、やめられない。タバコは体に悪いものだと思っているけれど、タバコがないと、落ち着いた気持ちで人に会うことができない。タバコを一定の時間以上吸わないと、頭はボ−として考えることができない。前に、一度禁煙したことがあるけれど、お酒を飲んだときに、どうしても吸いたくなって吸ってしまった。など、喫煙者の方は身に覚えがある人も多いと思います。実はこれは全部自分のことでした。

 私(加藤)は以前は、医者のくせにタバコを20−40本も吸っていました。吸わなくなってから、たった3年しかたっていません。しかし、もう自分からタバコを吸うことは二度とないと確信がもてます。

 タバコの毒性は極めて強いものです。タバコを吸っていた事実は一生消えません。タバコを吸っていたことを今はものすごく後悔しています。たしかに仕事は大事です。営業のように、人と会う仕事の場合、たばこがないと、不安になったりするかもしれません。しかし、禁煙で本当に我慢できないのは一週間、少しのきっかけでタバコがやたらと吸いたくなるのは3ヶ月、飲酒などの特別な機会に吸いたくなるのは2年間です。このことを頭に入れ、本当に喫煙がリスクの高いものだと感じれば、禁煙は成功します。

 タバコは肺がんの可能性を2−4倍にするとタバコのパッケージに書いてあるを聞きましたが、”とんでもない”といいたい。この統計がどこからきたのかわかりませんが、愛知県がんセンターの調査では喫煙者全体の肺がんリスクは6倍となっています。2倍という数字はどんな統計でもみたことはありません。受動喫煙のの問題を考えれば、喫煙という行為に付随する肺がんがんのリスクは5倍は軽く超えるのではないでしょか?
 
 肺がんは医学の進んだ現代でも70-80%の死亡率のある疾患です。血圧の薬は飲み続けても、せいぜい心筋梗塞や脳梗塞のリスクが30-40%程度低下するに過ぎません。禁煙すると肺がんのリスクは10年で1/2から1/3になります。また、他のがんもタバコによって増加します(→国立立がんセンターホームページ)。さらに心臓病や肺気腫などの病気を引き起こします。

 狂牛病やアスベストの問題は大きな問題です。しかし、タバコの問題の方がずっと大きいのにどうしてみんなこんなに意識が低いのでしょう。JTがテレビの大きなスポンサーになっていることが大きな理由でしょうか?ある議員がタバコの値上げに反対していました。タバコを理解すれば、タバコの値上げは当然です。今のたばこの料金は安すぎます(一般の人が手に入れやすい値段ではいけないのです)。→たばこの真実を知ってください。

 とにかく、タバコはあなたの依存性を味方につけ、あなたあなたから健康とお金をむしりとっています。しかし、今や、それだけではありません。

喫煙者と結婚したくない人が増えている。


 男性でも女性でも喫煙者とは結婚したくない人が増えています。これはファイザー製薬が調査し、平成18年2月に時事通信が伝えたものです。

〔禁煙治療への保険適用が4月から始まるなど慢性的な喫煙を病気と考える人が増える中、男性では4人に3人、女性では半数近くが結婚相手に非喫煙者を希望している実態が18日、製薬大手のファイザー(東京都渋谷区)の調査で分かった。
 同社は今年1月、インターネットを使った調査で20〜30代男女の喫煙者200人、非喫煙者200人から回答を得た。
 「喫煙する異性をどう思うか」との質問に対し、「好ましい」は男性2.0%、女性11.5%で、「好ましくない」は男性57.5%、女性32.0%。「結婚相手として選ぶなら」との問いには、男性73.5%、女性48.5%が「吸わない人」を選択した。
 異性の喫煙で最も気になる点としては、全体の約4割が「健康への弊害」を挙げたほか、「口臭」が約2割、「髪や衣服へのにおい」と「歯の黄ばみ」がそれぞれ約1割だった。〕
(時事通信) - 2月18日6時3分更新

上の文章の表現はやわらかいですが、結婚相手を選ぶとき、男性は喫煙している女性を98%好ましくはないと思い、ほかにどんなすばらしいところがあっても、7割の男性はは喫煙者を自分の結婚相手の候補に入れないということです。さらに、残った3割の人はたばこを吸っているのはいやだなーと思われつつ、タバコを吸わないのはいいなと思われている非喫煙者と争わなければなりません。もはや、喫煙者はいわゆる負け犬になる可能性が強いのです。

 禁煙には大事なことが2つあります。ひとつはタバコを吸うことは心からよくないことと思うこと。もうひとつはタバコの肉体的、心理的依存を克服することです。

 禁煙には覚悟が必用です。簡単に禁煙はできません。しかも、いったん成功した禁煙はちょっとしたきっかけで失敗してしまいます。実は2回僕は禁煙に失敗しています。最初は一年半、次は半年、こんなに禁煙してもまた吸ってしまうのです。禁煙にはルールがあります。

 当院には一酸化炭素の測定装置はありませんので、禁煙指導は保険では通りませんが、ニコチンパッチ(貼るニコチン)を処方することはできます。ニコチンンの肉体的な依存に対し、禁断症状を抑える効果があると考えています。

 医療機関でなければニコチンパッチは処方してはいけないことになっています。禁煙のニコチン依存、精神的依存を克服するためにいろいろなグッズも出ています。とにかく、タバコは毒であり、けっしてよいものではないということを心に刻むこと、その上でこういった製品を使ってみてはいかがでしょう。

 
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