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視力とよくある目の病気の話 視力表

視力の話目の話

視力は分解能、つまり隣り合った二つの点を、別々の点として見分けることができる能力として測定します。日本で視力測定の基準(視標)とされているのは"ランドルト環と呼ばれる、一方向に切り欠きがあるリングです。

通常視力測定は5mの距離で行います。この時、太さ1.5mm、直径7.5mmのリングに設けられた、巾1.5mmの切り欠きの方向がわかる視力を1.0とします。これは目からの角度でいうと1分、つまり1/60度の巾(視角)にほぼ相当します。

5mの半分の距離まで近づかないと、切り欠きの方向がわからない場合、視力も半分と考えます。つまり0.5です。逆に倍の距離、10mまで離れても切り欠きの方向がわかる視力は2.0です。

実際には距離を変えながら測るのは大変なので、切り欠きの巾を倍にしたり半分にしたリングを作り、距離は5メートルのままで測定します。これが私たちがふだん見る視力表です。

人間の目は健康であれば、ピントさえ合えば必ず1.0の視力が出ます。1.0の視標の大きさをそのように決めた、といった方が良いでしょう。どんな近眼でも老眼でも老人でも、目に病気さえなければ必ず1.0見えます。

ここで「ピントさえ合えば」というところがポイントです。裸眼(めがね、コンタクトなし)で視力を測れば、病気がなくても1.0見えない人が当然います。そこで、眼科では視力といえば、基本的にはピントを合わせた状態での視力、つまり矯正視力のことを指します。

結論は、視力の正常値は1.0、ただし必要があればめがねやコンタクトで矯正した状態で測定しての1.0、ということです。

アレルギー性結膜炎の話

毎年、春になると眼がかゆくなったり、充血する人が多くなります。その上、くしゃみや鼻水が出てきたら、これはアレルギー性結膜炎の一種と考えられます。いわゆる「花粉症」です。

 花粉症をおこす原因になるものはいろいろありますが、春の季節ではよく知られている「スギ」の花粉の他に最近では「ヒノキ」の花粉も知られるようになりました。夏が近くなるとイネ科の植物の「カモガヤ」の花粉があり、秋になると「ブタクサ」や「ヨモギ」といったキク科の雑草が花粉症の原因になります。

 また一年中、アレルギー性結膜炎にかかっている人も最近は増えています。これは多くの場合、「ハウスダスト」が原因です。詳しくいうと家のほこりの中にまじっているダニの死骸やフンが原因です。最近の住宅は床に絨毯を敷いているところが多く、また冷暖房が完備しているので、ダニにとって大変住みやすい環境であるといえます。

 このほかに犬や猫などのペットの毛が原因となっておこることもあります。

 アレルギー性結膜炎にならないためには、できるだけ原因になりそうなものを遠ざけることが一番ですが、どれが原因かはっきりわからない場合も少なくありません。

 一般的にいえることは、部屋の中はよく掃除をしてきれいにしておく、特に絨毯やベッドの下は念入りに掃除をする。花粉の場合はテレビやラジオの花粉情報を参考にして、晴れた風のある日、特に雨上りの翌日などは花粉がよく飛びますので、出来るだけ外出は控えるようにして下さい。

 毎年、同じ時期に花粉症になる人は早めに治療をすることによって、症状のひどくなる時期を軽くすませることが出来ますので、気軽にご相談ください。当院では内科治療(漢方、抗アレルギー薬)とあわせて治療しています。

白内障の話

白内障とは、目の中のレンズである水晶体がにごる病気です。

目の加齢現象で『白内障』が発症し、60歳代の方で70%、70歳代で90%、80歳以上となるとほぼ100%の人に白内障による視力低下が認められます。

『白内障』の初期症状はかすみ目や疲れ目のことが多く、
進行すると、曇りガラスを通したような見え方になり、どんな眼鏡をかけてもよく見えなくなってしまいます。アトピーや糖尿病・外傷などで若いうちから発症することもあります。

見えにくい気がしたら、当院で検査をうけ、自分の目の状態を知ることからはじめましょう。

緑内障の話

目の病気にも加齢とともに増えてくるものがあります。このうち緑内障は、眼圧(眼球を丸く保つための圧力)が高まり、目の奥の神経が圧迫され、視野が次第に欠けていく病気で、放っておくと失明にもつながります。
自覚症状はほとんどなく、40歳を過ぎると17人に1人がかかると言われています。すこしでも目の具合が気になったら、老眼のせいと思い込まず目の検査を受けてみることが大事です。


緑内障は発見される時期が早期であれば治療にも良好な結果が得られ、緑内障と診断された場合でも、専門医に定期的に受診することで、失明などの重大な結果をくいとめることができます。

緑内障の9割は、通常の健康診断で行われる眼圧検査だけでは、発見できません。
眼圧検査だけではなく眼底の精密検査、および必要に応じて視野検査を受ける必要があります。
(1)40歳以上の方
 (2)血縁者に緑内障の方がいらっしゃる方

には特に緑内障専門の精密検査をおすすめします。当院では緑内障の精密検査と判定が可能です。
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